旅の終りに - Tabi No Owari Ni
Jiro Kanmuri
3:31どこにも有るような 酒場の片隅で ひとりで 飲む酒に あいつが 目に浮かぶ 薄い幸せを 酔ってまぎらわす 女の 背中の淋しさが 泣いて 泣いてた 忘れない 定めに流されて さすらう港町 酒場の 泊まり木で あいつを 見つけたよ 抱いた夢ならば 捨てちゃいけないと 励ましあったね 二人して 好きだ 好きだよ 思い出す 俺でも よかったら 一緒に 暮らそうと あの時 云えたなら 心が 痛まない 人に話せない 古い傷あとを 思い出酒場に 捨てるのさ あいつ あいつは 何処にいる