琉球ムーン
国仲 涼子
5:01彼方ヘと続いてく 海のまぶしさ足をとめて 遙かなる琉球を思ふ あの頃は気付かずに 通り過ごした思いやりを いま胸にかみしめてる 慣れないこの街で 一人きり不安になる夜に 受話器ごしやさしい 母の声涙したこともあった 目を閉じれば絶えず打ち寄せる 故郷の笑顔にいつも支えられながら 風のように移りゆく日々に 染まらずに私は私のままで 今はただ私へと 生まれてこれたその事を 心から感謝してる 人は皆出会いと 別れを幾度操り返すけど 共に分かち合えた ぬくもりはいつまでも忘れないで どんな時代も受け継がれてゆく 愛する人への想い強さに変えながら 雲の流る先は知れずとも 飾らずに私は私のままで 目を閉じれば絶えず打ち寄せる 故郷の笑顔にいつも支えられながら 風のように移りゆく日々に 染まらずに私は私のままで