獄 - Goku

「心を切り裂いて轢き潰れる 惡も敵も底には無く
只々、愁う―――。」

妄想狩ら零れ落ちた真実 理想通りに癒えは親愛は
私の問は当たり前
精神の断頭台狩ら振り下ろす 最後の形見に何か欲しいのは?
絵と後は千の翳を喰い

現実狩ら逃れ疼くのは悔悟と悲観の性
重ねた数を涙と数う 螺旋に囚われてる

嗚呼 泡沫の様な 記憶を愛でて 明日の苦しみさえ 愚弄ね
愛された事実さえ噓に消えて往く 情念の獄 恨みガソコへ。

暴走する買いは罪と罰 絵空事すら癒えは親愛は
私の問は当たり前 何故? 如何して?
苦悩と後悔の国情に絡め獲られ 最後に慈悲だと得たのは
絵と後は線の影を抜い

暗い穏が黒く涌いて
喰らい恩が黒■泣いて
■イ ■■■ク ■イテ
■■■■■■■■―――。

唯、血だ。 我血だ。 踏ミ躙ル。

擦り切れる空虚に這いつ配った
赫い目玉が自尊心を削ぎ落とす悦楽に笑う
此のみも彼のみもいずれ朽ちて滅ぶのに
脳髄が精神を裏切り続ける陽に踊る

現実狩ら逃れ疼くのは悔悟と悲観の性
重ねた数を涙と数う 螺旋に囚われてる

愛別、孤独の微睡みの仲―――。

哀れ陽炎は影を影ず虚脱 失う笑顔が焼き付けられて
嗚呼 泡沫の様な希望 其の涙は忘れ られれば良いのに。
愛された事実さえ嘘に消えて往くのか?
情念ノ獄

壊された黒く淡い心を
青く染まり往く焔に貴方を焼きましょう

狂獄よ―――。