Above Me
Leisure
3:35記憶の奥で笑うあなたの 不安げな瞳に囚われている 青空に憧れて 雨粒に恋した 春風が薄墨桜を揺らして霞むその姿に どこまでもいけるような夢を見てたの 朧 月明かり優しく包み込む宵闇 いついつまでも続くような夢を見てたの 着飾るほどに増えていくのは 寂しさの貌と抜け殻だけ 春光に焦がれては 暗闇が愛しい 太鼓橋 水面に揺れる脆く欠けた月が 「綺麗」だと手を伸ばした愁う横顔 近くこの夜が終わって朝に怯えるなら 最期の夢が醒めぬように星に願うの 麗かな春の日に また二人出逢えたら 春風が薄墨桜を揺らして霞むその姿に 面影と遠い日々の夢を見たいな 雲が晴れて二人照らす凪いだ星月夜で 最初の朝を待ちながら星に願うの 夢の終わりに