Neon Resemblance / ネオンの似姿
Retro City Pop
3:34助手席の窓に 映る景色 どこかで見たような夕暮れ あなたの横顔だけが やけに現実感を持っていた 交わした言葉は少ないのに 沈黙が心地よくて エンジンの音にまかせたまま 知らない街を走り出す 行き先なんて 決めなくても この時間に 嘘はない気がした Rearview Fantasy バックミラーの向こうに ふたりがまだ 知らない夢 Rearview Fantasy 手を伸ばせば消えてく それでも今は このままでいい ラジオから流れる古いメロディ 知ってるようで 知らない歌 あなたが口ずさんだ瞬間 胸の奥が少し震えた ブレーキランプが リズムを刻み 都会のネオンが色を変える わたしの中の迷いさえ 今だけは風に流される 未来のことは わからないけど 今のあなたを 信じていたい Rearview Fantasy 通り過ぎた景色に 思い出が重なっていく Rearview Fantasy 後戻りはできなくても ふたりだけの 速度で走る 消えかけたテールライト 胸の奥に 残る残像 あなたと見た 幻でもいい それが私のリアルになる