クルリトシブヤ - Kururitoshibuya
Susumu
2:45ヒマワリが眠る昨日と今日のはざま あなたの声が溶けかけて 日焼け止めの匂いの奥に 昨日の嘘がまだ残る 目をそらして、それでも見つけて ほんとは冷たいひとだって 気づいてたのに その胸に、降りたかった 夏に降る雪みたいに、形の無い愛で積もらせたい 夏に降る雪みたいに、すぐに溶けると知っていても ただ、ただ、音もなく振り続けるだけ 降っては溶けて 溶けては降って 花火の音が遠ざかる わたしの熱も気づかれず 溶け残った恋の破片が 足首でちいさく軋む 似合わない季節の中で わたしだけが凍えている ほんとは抱いて欲しかった 優しさのふりでもいいから 夏に降る雪みたいに、形の無い愛で積もらせたい 夏に降る雪みたいに、すぐに溶けると知っていても ただ、ただ、音もなく振り続けるだけ 夏に降る雪みたいに、形の無い愛で積もらせたい 夏に降る雪みたいに、すぐに溶けると知っていても ただ、ただ、音もなく振り続けるだけ 降っては溶けて 溶けては降って