Fateful Despair
Zemeth
5:10悠久の彼方に見えた終焉のベクトルは 夕闇に流れ出す血と涙鳴咽と共に消え 振り返る者全て怪訝な顔で嘆く 溝に嵌って抜け出せない 虚無の妄想よ 街中明かりの下人塵虫蔑む瞳が襲う 闇で犯され失った心触む記憶 過去に縛られ自分で動けない手足切り落とされた様 毒牙にかけた貴方に棒ぐ 消えてしまえば・・・鳴呼・・・ 此の手の孤独達が悲しみを嘆いている 血飛沫を上げながら血肉と成り果てる もどかしい此の心 無垢な少女は悪魔と化し心行くまで叫び消した 見つけて微笑んだ追いかけ振り下ろす 静寂を切り裂く 幼い頃親に捨てられ私は死を想う 激情に駆られていた逃げついた先はまた地獄で 毒に溺れ 藻掻き苦しむ日々が続き 朽ち果てた私此の身もう戻れない日常 本当は戻りたいけど戻れない罪に汚れた"私"は "慟哭の果てに咲いた花" 美しく散る定め 運命の歯車は常に動き散るまで止まらぬ悲劇 悲観の末に見つけた言葉 「私が散ればいいの? 」 此の刃が私を貫けば楽になれるのかな そうしたらもう二度と戻れないのかな 鮮血は光となって私を包みあやす もう考える事も無い眠り静寂が訪れる