Hex

愛と呼べればまがい物だって
構いはしないわ
いつか何処かに消えた御伽噺の詩
それは呪い

期待したくないもの 鼠の夜を抜け
背伸びしたのアイボリー
これは寂しさ そうでしょう？
内緒のお話が 良く聞こえるように
言い訳は決まってさ 雨雲の手品

両手で壊して 言葉は省いて
幸せの続きなら
夢の中しか知らない

どうしての穴が塞がらない
どんな想いも返事のない銅貨
きっと独りでに 透明になった魔法
路地の裏に隠れた愛している
=Hex 呪いの音
目深な帽子の中身は
君に呪いをかけていそうですか？

期待したくないでしょう？
長く炙ってみせた
あの雲の先には 何もないって言ってよ

成り行き任せでいいの
恨み、愛だのどうでもいいから
これは何度目？何でか反芻した
砂仕立ての林檎
飲み込めずに また吐き出した
「私、ひとりじゃいられない」

いっそこの身を好きにして
どうぞ私に触れてみませんか
つま先まで 召しませカラスの群れ
灰の空に傅く被写体
=Hex 瞞し I know
泣き顔は似合わないよ
誰かがそう教えてくれたっけ

この腕に抱ける幸せを誰か捨てて
どんな色？どんな匂い？
目に見えないものなんて素敵
蔑まれる毎分
疎まれてる毎秒
これがもし君なら人の幸を願える？(マイルーツ)

どうか少しだけ足りないの
思い返せばはじめから迷子
あのときも あのときも
拾い集めれる筈が無いの
切って貼った感受性には欠落する道理が単純で
Yes, yes, y'all
突破したボーダー
叶うのなら君をのせて

愛に決まりは必要なんですか
理由が入用なんですか
誰だっていい 私を見ていてほしい

灰の空に雲ひとつない今日
=Hex ただ 暗闇は手招く

どうして？の穴が塞がらない
どんな想いも返事のない銅貨
ねえ 君は 私を魔女と呼ぶ？
路地の裏に隠れた愛している
=Hex 呪いの音
目深な帽子の中身は
君に呪いをかけてしまいました
愛してくれますか？